ベトナム旅行の最後に、一泊だけ香港に滞在してきました。
飛行機代を少しケチったせいなんですが、
安い上に寄り道して楽しめるなら一石二鳥ということで・・・。
香港市内に着いたのは深夜0時・・・日本への出発は翌日の15時。
わずか15時間の滞在です。
朝起きたらすぐ市内探索に出かけるつもりだったので、
最初に目に付いたこの大きなホテル↓に宿泊することにしました。

PENTAX K10D
というのは真っ赤なウソでして。
ベトナムで1泊10ドルとかの安宿に泊まってきた自分には、
物価がえらく高い香港でこんな高級ホテルに泊まるなんて論外です。
ほんの5時間くらい眠れたらいいだけだし。
というわけで、実際はココ↓に泊まりました。

PENTAX K10D
ちょっと見づらいですが、重慶大厦(チョンキンマンション)です。
多くの安宿(ゲストハウス)が集まっていることで世界的に有名な多民族雑居ビルで、沢木耕太郎の「深夜特急」や、ウォンカーウァイ監督の「恋する惑星」の舞台にもなってる、ある意味有名なトコロです。
どちらも高校生くらいの頃にハマってて、あっさり辿り着けたので泊まってみました。
宿泊客は黒人のバックパッカーとかが多くて、
周りには客引きの怪しい人達がたくさんたむろしてて、
深夜に一人で入っていくのは結構怖かったです。思いっきりスラム街な感じでした・・・。

PENTAX K10D
後側からみてもこんな感じです。
なんか隣の部屋から変な念仏のような声が聞こえてきたり、
一応ついてた窓から外を眺めていたら、カーテン越しに妖しい男女の影が見えたりと、
予想以上に刺激的なトコロでした・・・。

PENTAX K10D
朝は予定通り6時に起きて、香港の街を歩きます。
着いたときは深夜でよく分からなかったけど、やっぱり大都会です。
そしてみんな歩くのが早い。

PENTAX K10D
とりあえず海に向かい、よくテレビで見る風景を観にきました。
が、なんか空は重たい雲が覆われてるし、モヤっとしてて全然楽しくない。
この瞬間、ようやく香港が「100万ドルの夜景」で有名だということを思い出し、
夜行くべきだったと少し後悔しました。

PENTAX K10D
中国人はいつも、こんなカッコイイポーズで写真を撮っています。
ロンドンやパリに行ったときもそうでした。
30年前くらいの日本人と同じでしょうか。
みんな加山雄三のまねをして膝を立ててポーズをとっていたように。
この人も当然のようにモデル立ち(ちょい古めの)。顔は超真剣です。
自ら笑顔を作ったり、物憂げな表情になってみたりしています。
撮る側の彼氏も、「今度は斜め45度上を向いて!」とか「スカートの裾を少しなびかせる感じで」とか(たぶん)真剣に色々注文をつけてます。
僕はそんな人達を眺めて写真に撮るのが好きだったりします・・・。
話変わって、香港でもやたらと沢山の人から写真を撮ってくださいと頼まれました。
香港人や欧米人や日本人まで。
なぜ!?僕はそんなにスキだらけなのでしょうか!?

PENTAX K10D
香港の街中は本当に看板だらけです。
漢字と英語なのでほぼ意味がわかって面白い。
写真は緑がキレイですが、街はあまりキレイではなかったです。

PENTAX K10D
おっきな木。

PENTAX K10D
こんな宣伝をみたりしながら半日ひたすら歩いたところで香港観光は終了です。
人間観察は面白かったけど、大都会すぎてあんまり面白くなかったかな。そういえば実家の近くにある峰寿司(熊本人なら分かるかも)の支店があったり、空港の一番目立つ場所とか街のあちこちに味千ラーメンがあったり、「なんだかな〜」な気分でした。
昼ごはんは、怪しげな定食屋で現地のオッサンに混じって、
まったく美味しくない中華丼のようなものを食べたのですが、
この街にはあまり住みたくないな、と思いました。

RICHO CAPRIO R6
旅も充分満喫したし、いよいよ日本に帰ろうと2階建てバスで空港へ向かいました。
2階の先頭に陣取って街の景色を楽しんでいたのですが、
途中で居眠りをしてしまい、気づいたらバスの中には自分以外誰もいません。
1階に降りても誰もいません。
僕が居眠りしてる間にバスは整備場に入ってしまったようでした・・・。
急いでバスを降りようと思っても、時すでに遅し。
しっかりカギがかかっていて脱出不能です。
時計を見れば、飛行機の出発まであと2時間。
完全に閉じ込められてしまい、バスの中で途方に暮れて15分ほど経った頃、
遠くを歩くバスの運転手の姿が!!
必死でドアを叩く僕。
でも気づいてくれません。
バスの中から必死で手を振り、ジャンプする私。
それでも気づいてくれません。
「あ〜こうして僕はこのまま人目につかぬまま死んでいくのか・・・」
と諦めかけた瞬間、救世主はこちらを振り向き、大爆笑でカギを開けてくれたのでした。
いやー、感動した!
この旅で、最も感動的なシーン、まさにクライマックスでしたね。
まさか香港で遭難者の気分を味わえるなんて!

RICHO CAPRIO R6
というわけで、無事日本に帰ることができました。
ありがとう、ベトナム!
ありがとう、香港!
ありがとう、救世主!

RICHO CAPRIO R6
ということで〆サバ八郎のテキトー旅行記はこれにて終了です。
お付き合い頂きましたみなさん、ありがとうございました。
ではまた。